My memorable place[私の思い出の場所]
平成23年度卒業 志岐 有沙さん
氏名:志岐 有沙さん
学部:水産学部(平成23年度卒業)
長崎大学での思い出
大学時代の思い出といえばフィールドワークです。
自分で採集した海藻やプランクトンといったサンプルを用いて、観察や実験をしたことは今でもよく覚えています。
授業の中でも特に印象に残っているのは、3年生の時に参加した二週間の乗船実習です。長崎を出発し、韓国・沖縄に上陸する旅程でしたが、二個の台風が発生した影響で、韓国も沖縄も予定より早めに出発することになりました。台風に追われながらもなんとか長崎にたどり着き 大波止で一泊したのを覚えています その時の海は大荒れで、海の厳しさを知りましたが、この経験は水産学部だからこそできた貴重な経験だったと今改めて思います。
今どのような生活を送っていますか。
外資系医療機器メーカーに勤めており、入社後しばらくは東京で過ごしました。人体・疾患・手術・法律の知識が求められ、今でも学びの日々です。一見、水産学とは全く関わりないように思えますが、分泌や解剖に関して人体と魚を比較した講義があったり、法律文に触れることもあったりしたお陰で、知識としてはとても馴染みやすかったです。受験時は他の学部と迷っていましたが、現在は水産学部に入学して本当に良かったと思っています。
東京でコロナ禍を過ごしましたが 今は夫の転職をきっかけに九州に戻ってきました。夫は、脱サラをして農業しており、私は幸いなことに仕事を変えることなく、普段は自宅でリモートワークを行っております。1.2ヶ月に1回、東京本社へ出社するという、ハイブリッドワークをしています。やりがいのある仕事と いつか戻ってきたいと考えていた九州でのくらしの二つを叶えることができています。
同期へひとこと!
卒業して、多種多様な分野で活躍していると思います。水産学部で過ごした日々は、いまでも大事な思い出です。研究室で過ごしたのはわずか一年でしたが、すごく濃くて、最高の一年でした。社会人なっても思い出をもちながら、集まれる仲間は本当にいいですね。
大好きだよ みんな!