My memorable place[私の思い出の場所]
平成24年度卒 井山 慶大さん

氏名:井山 慶大さん
学部:医学部医学科(平成24年度卒)
長崎大学での思い出
学生時代は部活動(硬式テニス)が中心の生活を送っていました。幸いなことに仲間にも恵まれ、西日本医科学生体育大会では主将として優勝を経験させてもらったことは未だに鮮明に思い出せます。
学業については勤勉な学生であったと胸を張ってはなかなか言いづらいですが、医学部5年生からは土日に大学院の授業に出席するNU-CLEAR training programを選択しました。当時、原爆後障害医療研究所の山下俊一教授(現長崎大学名誉教授、福島県立医科大学副学長)の熱い御指導のもと、研究のいろはを御教授いただきながら、世界各地(スイス、ドイツ、ベラルーシ、etc.)への出張に同行させていただきました。今ある自身の医師人生は当時の経験が大きく影響しています。


今どのような生活を送っていますか。
学生時代のリサーチセミナーで原研に所属していたご縁から、卒業後に医師として放射線災害医療を学びに3年間福島県立医科大学でお世話になりました。
現在は長崎に戻り、循環器専門医をもつ救急医として長崎大学病院・高度救命救急センターに従事しています。地域の救急隊員と共に、いかに地域の救急医療を円滑に進めるかを課題とし、中でも急性心筋梗塞に関する取り組みに注力しています。急性心筋梗塞は救急隊員の初期対応が患者さんの予後を左右します。そこで救急隊員の心電図を読む力を養う必要があるため、新たに救急隊員に特化した心電図講習プログラムを構築しました。
今回、救急隊員に特化したプログラムを広く全国にお届けできるよう、クラウドファンディングを実施することとなりましたので、是非とも御協力のほどよろしくお願いいたします。


同期へひとこと!
卒後10年がひとつの節目の同窓会とのことでしたが、ちょうどコロナ禍でしたね。次回は卒後20年になるでしょうか。その時まで健康体でいられるよう少しずつ運動(ダイエット?)を始めようと思います!
長崎を離れた人達へ。いまの長崎は再開発が進んで学生の時からは想像もつかない街へと進化しようとしています。特に新しいスタジアムでのサッカー・バスケ観戦は、間近で迫力ある試合が見られて、スポーツで盛り上がること間違いなしです。是非一度訪れてください!!

『卒業生イマナニシテル!?』では、引き続き皆さまからのご投稿を募集しております。
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