My memorable place[私の思い出の場所]
平成24年度卒業 井口 裕貴さん

氏名:井口 裕貴さん
学部:経済学部総合経済学科経済・経営情報コース(平成24年度卒業)
長崎大学での思い出
とても褒められた学生生活は送っていませんでしたので、どうオブラートに包むか悩みます…(笑)。 唯一誇れることは、4年間という人生のモラトリアムをしっかり満喫したことでしょうか。 まず、大学生活はゼミ無しでは語れません。仲間や先生との会話、議論のプロセスなど、今もその経験は大きな財産です。
また、フライブルク大学への短期留学やその後の1人ヨーロッパ周遊、個人事業主としての学習塾経営、友人たちとのシェアハウス生活など、大学生ならではの経験を多く積み、いろいろな世界を見て自分の視野を広げ、それまで抱いていた固定観念を覆すことができたのは、その後の人生においても大きな糧となっています。

今どのような生活を送っていますか。
大学卒業後はブリヂストンに入社し、福岡・大阪での勤務を経て、現在は東京の本社に勤務しています。 これまでの仕事内容としては、営業所や地区本部など現場に近い部署を約2年経験したのち、人事労務や総務といったバックオフィス業務を約6年、さらに商品企画やチャネル企画などのマーケティング業務を約5年経験し、現在に至ります。 いずれの業務も突き詰めると奥が深く、今も勉強の日々が続いています。 同時に、どの場面においても常にやりがいを感じ、忙しいながらも充実した毎日を過ごしています。 なかでも、自ら面接した方が現場で活躍している話しを耳にしたり、企画を担当したタイヤが街で走っている姿を見かけたときは、次への大きな活力に繋がります。 最近では、後輩社員が頼もしく成長していく姿を見るのがとても楽しみです。
また、休日は2人の娘と外出することが多く、コロナ禍で出遅れた「東京の休日」を、今更ながら満喫しています。
同期へひとこと!
西村ゼミのみなさん、お久しぶりです。 学生時代、先生から「入社して10年は会社に食べさせてもらっている。それから先、ようやく会社に恩返しができるようになる」と言われたことを、最近よく思い出します。 気づけば社会人生活もとうに10年が過ぎました。みんなそれぞれの場所で、ある程度責任のあるポジションに就きはじめてきたのではないでしょうか。 公私ともに忙しい日々を送っていることと思いますが、たまには時間を作って、また先生と一緒に焚火を囲みながら、いろいろ語りたいですね。
