My memorable place
[私の思い出の場所]

卒業生イマナニシテル!?

令和5年度修了 西依 隆一さん

修了時の写真

氏名:西依 隆一さん
学部:水産・環境科学総合研究科(令和5年度修了)

長崎大学での思い出

私は長崎大学で学部から博士後期課程まで9年間過ごしたため、たくさんの思い出があります。環境科学部での理系への転向に係る勉強、吹奏楽部 (NUBB)、生協でのアルバイト、やってみゅーでスクでのボランティア、スチューデント・アシスタント、大学院からの研究、ティーチング・アシスタントや日本学術振興会特別研究員-DC1(※)など、私にとっては目まぐるしく、変化の絶えない、けれども充実した、激動の生活を送らせてもらいました。

修了し、働き始めてまだ間もないですが、長崎大学で私の好きな学問を探求させてもらっただけでなく、たくさんの方々と関わり、たくさんの経験をし、人として成長させてもらったことが、今とても活かせていると思うことが多々あります。職場では得られない、かけがえのない時間をいただいていたことを懐かしく、また、ありがたく思っています。また、大学・大学院生活を通して、勉強・研究する習慣を身につけさせてもらったことは私の大切な財産です。

今どのような生活を送っていますか?

大学院時代の研究実績および受入研究先での研究提案が評価され、現在は日本学術振興会特別研究員-PD(※)として学生時代で学んだ専門分野が活かせる研究所で研究しています。職場には東大出身や東工大出身の方々がいて、自分の圧倒的知識不足を常々感じていますが、大学院時代からそうであるように、研究の面では引けをとらないと強く思い、研究成果を出すため日々頑張っています。

また、職場の近辺は交通の便が良く、休みの日はよく近くの横浜市に出かけて遊んでいます。先日は、海外のビールに出会えるイベントを楽しみました。横浜は、中華街があったり、多くのイベントが開催されるなど長崎市とは多くの共通点を感じています。

長崎の龍踊を思わせた横浜パレードでの龍舞
休みの日に飲んだベルギービール

同期へひとこと!

私は目立ちたがりで、講義を受ける時でさえ、そのような言動をしていたので、よく声をかけてもらいました。一方で、当時は私が何を考えているのかよく分からなかったと思います。私も私をよく分かっていなかったので、皆さんの貴重な時間を奪っていたのではないかと気にすることがたまにあります。今ならちゃんと話せるのではないかと思っています。また会ってお話しできたら、今度は皆さんのお話を聞かせてくれたら嬉しいです。

※日本学術振興会特別研究員-DC1、PD
優れた若手研究者に、その研究生活の初期において、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与えることにより、我が国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ研究者の養成・確保に資することを目的とし、優れた研究能力を有し、大学その他の研究機関で研究に専念することを希望する者を「特別研究員」に採用し、支援する制度。
大学院博士課程1年次在学者で、特別研究員に採用されたものをDC1、
博士の学位取得者で、特別研究員に採用されたものをPDと呼称する。

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